フリーソフトウェア中心のパソコン雑誌

Free Software Magazine

パソコンを使うとなればほとんど人が利用することになるものと言えばインターネットになります。インターネットを利用する用途も様々ですが、中にはソフトウェア関係をダウンロードしてパソコンを使う生活を充実にしていく人も多いことでしょう。そんな中でよく利用している人もいると思われるものとしてあるのはフリーソフトウェアでしょう。そんなフリーソフトウェアに関する雑誌として刊行されているのが『Free Software Magazine』という雑誌になります。こちらについて紹介していこうと思うのですが、ここで語られるフリーソフトウェアとはオープンコンテント的な役割のものを意味しています。どういうことですか、と疑問になる人もいるでしょう。私もこの原稿を書いているときに知ったことなのですが、フリーソフトウェアといってもアメリカ的な意味合いや日本的なものでは実は意味として二通り存在しているのです。そのことに対して答えるとしたら初めに『free』という単語について話をしていく必要があります。

『free』という単語にはもちろん自由という意味がありますが、もう一つの意味としては『無料』という意味も存在していることは英語系に精通している人なら把握していることでしょう。この時に使われている自由と無料ですが、実はソフトウェア分野においては意味がまったくこなってくるのです。前者の自由というものになりますと、誰もが連想しているようなネット上に配布されているフリーソフトウェアというもので、自由に使うことが出来ると言うものになります。それに対して『無料』のソフトウェアというものは情報元やソースコードが開示されていない、改造などをするにしても制限が掛けられているものという意味になります。自由と無料ということは日本人からすれば大まかに言えば似ているのではと思ってしまいますが、ソフトウェアという限定された分野においてはこの二つには分け隔てるような壁が存在していることを意味しているのです。

こうした壁があるにも関わらず日本においてのフリーソフトウェアというものは大半がこういった区別を欠いてしまっているので、どちらの意味に属しているソフトウェアなのかということを判別できなくなってしまっているものが大半となっているんです。これは大変困りものですね、ダウンロードをしてその後ソフトウェアを改造したいという場合には本質的な意味がどちらなのかということを探らなければならなくなります。

今回紹介する雑誌の内容としては自由にできるソフトウェアとしての意味の方に属しているものを特集している雑誌を意味しています。では簡単にこの雑誌の歴史からまずは見ていくことにしましょう。

FSMの歴史

FSMの歴史を話していくことになると、まずは雑誌の発行方法をどうするのかという根本的な規格から始まりが告げられているのです。刊行した2004年はそろそろ電子所駅も日本で徐々に一部で利用されて始めている分野となっていましたが、こちらのFSMにおいても雑誌を刊行する際には紙媒体とデジタル媒体の両方から売り出して行こうとする案が持ち上がっていたのです。こうすることにより様々なニーズに答えられるということを提唱していましたが、雑誌で特集しているLinuxを研究している一部のユーザーのみにしか需要がないとして一部のメディアが批評をすることになりました。その後、やはりそういった傾向が出たのか印刷代と郵便代というコストを解消することができなかったために、PDFによる電子出版での発行のみに移行することになったのです。大衆的なものではなく、本当に限られた一部の人間にしか興味関心を持つことの出来ない雑誌とあれば、この問題を解消することはできなかったでしょう。もう少し一般的にも分かるような内容へと落とすなどの対策をしていればまた話は変わってきたかもしれませんが、恐らくそういったことをしたくなかったために電子出版という限られた閲覧のみに絞ったのかもしれませんね。

ではそのどうなったのかというと、PDFで閲覧することになるこちらの雑誌は刊行当初はユーザーの必要に応じてページを印刷することができるように設定されていました。しかし企業として資金的、時間的なものが足りなくなってしまったことでこれでは割に合わないとして印刷できる機能については2007年2月号を持って中止を余儀なくされてしまったのです。しかしこうした経緯から一部読者からの反響が激しかったということもあって、2008年3月にPDFと記事が印刷可能なPDFと全ログインユーザー向けに全ての号を収録したバージョンのPDFが用意されるという対応をすることになったのです。実はそれなりに需要を得ていたということですね。内容としてもLinuxを中心としたものや、GNUプロジェクト。フリーソフトウェア関連の記事に専念しており、ソフトウェアの自由といかに保護するかというものに焦点を絞った内容を展開しています。一般の人からすればよく理解できないものかもしれませんが、業界に精通している人間からすれば非常に重要なものとなっているということだけ理解してくださればいいかもしれません。

ウェブサイトについて

2004年に雑誌が刊行されているという状況を考えれば、当然ウェブサイトがたちがあげられているということも見当がつくでしょう。FSMのスタッフが立ち上げたサイトとなっていまして、内容は当然フリーソフトウェアを要約したものとなっています。サイトは『Free Software Daily』は一度作業的な制限を受けることとして終了へと追い込まれるようになりますが、その後以前とは異なる形として復活を遂げることになりますが、サイトの内容と雑誌の内容というものはかけ離れたものへとなってしまったために現在では直接的なつながりがなくなってしまうという迷走劇を繰り広げているのです。暴走して軌道修正が困難になる、というのはたまに聞きますが全く関係そのものが断たれることになるとはあまり聞いたことがないので、正直そこまで行く前に閉じればよかったのではないだろうかと思ってしまいます。今やそれさえも難しいのかもしれませんが、実は元々は一つのつながりを持っていたサイトだった、ということで認識しておけばいいでしょう。