少し路線を成人向けに移動しましょう

アダルトなパソコンゲームを始めて完全単一特集した雑誌

パソコン雑誌ということを特集してきましたが、やはりパソコンというものになるとこちらの方に手を伸ばさないわけにはいかないでしょう。冒頭の方にも紹介しましたが、パソコン雑誌というよりはパソコン業界においてゲーム作品というものは現在では主に成人向け作品の者を中心に発売されており、時に驚異的な売上を記録して大ヒットを飛ばすことになるような作品も登場しているほど、日本のオタク業界において成人向けパソコンゲームの存在感は圧倒的なまでに大きいものとなっています。私個人としてもオタク向けのショップで働いていたこともあり、売り場にはそんなPCゲームが店頭にでているので販売するときもありました。前置きで言っておきますと、もちろん18歳未満の購入者にはそちらを購入させるわけには行かないので怪しいと思った人には年齢確認ということで身分証明証を提示してもらっていたので、別に誰にでも売り飛ばしていたという事実はありませんので、先に書いておきます。

さて、そんなPCゲームという存在は現在でも体験版が配布されている事例を述べたとおり、主に成人向け雑誌の中に付録としてDVDが封入しているという形で配布されています。そしてそんなアダルトなパソコン雑誌というものはいくつも存在しています。一番初めに紹介しました業界最大手のTECH GIANを初めとするものが業界ではいまだに発売されて、時には驚異的な売上を記録するときがあります。一概に体験版の影響力もありますが、それもすべては収録している内容にもよるところでしょう。

ではそんなアダルトパソコン雑誌として初めに紹介するのは、アダルトゲーム雑誌という分野を築いたことで知られている老舗雑誌『パソコンパラダイス』を紹介しましょう。業界としてもこちらのアダルト雑誌を切り離して考えることは出来ないといえるようなものであり、現在でも刊行されている往年の雑誌として特定の読者層を築いています。

雑誌としての歴史

こちらのパソコンパラダイスが創刊されたのは1991年のことです、当時はまだパソコンのアダルト向けパソコンゲームというかなりマニアックなものは一般の雑誌においても数ページほどしか特集していなかった時期でもありました。そんな中で完全に雑誌丸々一冊使ってアダルトゲームについての特集を行う、まさに時代の先駆的な雑誌としてその後に続く多くのアダルト雑誌を導く存在になります。パソコンという分野がまだそこまで浸透していなかった人々からすれば、書店でこのようなものが売られていて愕然となった人もいることでしょう。しかし当時からそれだけパソコンというものをそういったことで利用している人が少なからずいたという事実があることを考えると、やはり独自に収集したと思われるような調査の結果として創刊されることになったのかもしれません。何においても先取りというものは必要ですが、こちらの分野に関しては知らないという人が多くても仕方のないことでしょう。マニアックすぎる世界ですから知らない人はずっと知らなくても構わない世界となっています。ですが思春期という多感な時期にこういったものを目撃してしまうと、好奇心とは恐ろしいもので何とかして閲覧しようと頑張るワンパク坊主が必ず出現するものです。その都度、書店側は何かしらの対応を迫られることになったことでしょう。

内容について

雑誌の内容については言うまでもなくゲーム紹介記事を中心にしており、ゲームを攻略するために役立つような記事が少ないためユーザーにとっては新商品がどんなものなのかということを集める情報誌的な役割を持っていたことでしょう。またこちらの雑誌において特徴的なこととしては、お宝マークという独自の修正処理がされているというようなことがされていることもあって読者からはある意味では好評を博していたと言います。しかし2002年になるとパソコンゲーム雑誌のほとんどについていた18禁マークが付けられていなかったですが、その後お宝マークは廃止され18禁マークが付けられることになりました。

その他の内容としては読者参加型のゲームやアダルトゲームの漫画化や小説化といったメディアミックス展開が誌面で繰り広げられるなども積極的に行われていることから考えるとそういう意味においても時代の先を歩いていた雑誌として往年のファンの心を揺り動かしているということに他ならないでしょう。